【サッカー】オシムがコパで驚き、賞賛した選手は?「日本は適切な進化の過程にいる」http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1562154730/

1: Glide Across The Line ★ 2019/07/03(水) 20:52:10.72 ID:ea/N1cM89.net
オシムがコパで驚き、賞賛した選手は?「日本は適切な進化の過程にいる」
7/3(水) 17:01配信
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190703-00839901-number-socc コパ・アメリカの3試合にすべてフル出場したDF冨安健洋。「ボールを扱えるし空中戦も強い」とオシムも期待を寄せる。 photograph by Getty Images
https://amd.c.yimg.jp/amd/20190703-00839901-number-000-11-view.jpg イビチャ・オシムに日本対エクアドル戦の話を聞いたのは、試合の翌々日だった。初戦のチリ戦は見たが、日本が引き分けたウルグアイ戦は見ることができなかったオシムは、やはり引き分けに終わり準々決勝進出を逃したエクアドル戦を高く評価している。いったいオシムは、エクアドル戦に何を見たのか。コパ・アメリカでオシムが見出した日本の真実とは何であったのか。オシムが語った。
16番は期待以上の優れた逸材だ。
――元気ですか?
「ああ、君はどうだ?」
――元気ですが、パリはすごく暑いです。
「この季節に雪は降らないからな(笑)。女子の試合(ワールドカップ・ラウンド16の日本対オランダ戦。ちなみにオシムは日本対イングランド戦はテレビで見ている)は見られなかったが、男子の試合(日本対エクアドル戦)は見た。技術的には悪くなかった。チームが試合を重ねるごとに進化しているのはわかるし、見ていて楽しいチームでもある。しかしこういうプレーをしていたら常にミスがつきまとう。16番の選手は名前を何というのか?」
――冨安健洋です。若い選手です。
「どこでプレーをしているのか?」
――シント・トロイデン、ベルギーのチームです。
「10番(中島翔哉)はどこの所属だ?」
――カタールのクラブです。以前はポルトガルでしたが今はカタールです。
「積極的に仕掛けていたのは良かったがボールを失い過ぎてもいた。仕掛けてはミスを繰り返し、ひとりでプレーしていた。そういう選手なのだろうと思うし、ゴールチャンスも作り出せるのだろうがひとりでは難しい。スピードと俊敏さに秀でているものの小柄で相手をかわし切れず、何度も単独で攻撃を繰り返しボールを失い続けた。
後方は16番をはじめこれから伸びていきそうな選手が多かった。特に16番は体格に恵まれプレーをよく知っている。(日本人選手全般に)期待していた以上の優れた逸材だ。周囲との連携が申し分なく戦いにも強くボールをよく奪う。
守備は全員が本当によくやっていた。前線の選手まで含めてしっかりと仕事をこなしていた。それだけで3〜4歩の前進だ。もっとかも知れない。エクアドルはそれだけ手強い相手であるからだ。技術も体格もスピードもある。日本はそんな相手に勇気をもって対峙し、最後まで自分たちのプレーを貫こうとした。
勝利に結びつかなかったのは、終盤に作った少なくとも2度のゴールチャンスを決められなかったからだ。ただそれを批判しても仕方がない。試合の内容はそこまで悪いわけではなく、むしろ良くやったと言えるからだ。特にフィジカル面で自分たちより優れている相手に対して、運動能力でもサッカーの面でも彼らは果敢にトライした。勇気をもって日本は戦いを挑んだ」
以下ソース参照
10番を手放しで褒めるのは危険。
――その点に関しては、3試合を通じて一貫していたと思います。
「コレクティブについてもう少し考えることから始めたほうがいいかも知れない。あなた方ジャーナリストもスターを持ち上げる傾向がある。10番の選手を手放しで褒めちぎるのは、その後の手のひら返しに繋がる危険性がある。彼が見せたプレーは悪くはないが、プレイメイカーとしてはコレクティブとはいえなかった。
すでに述べたように彼はよくボールを失い、チームは危険な状況に陥った。全体が前がかりになったときに失えば、組織を作り直すのは簡単ではない。エクアドルは彼が簡単に崩せる相手ではなかった。屈強な体格で強い脚を持ち、鋭いタックルを仕掛けよく走って危険な状態になる前にボールを奪おうとした。
もちろん彼に独特の感覚があり、ひとりで何かをやることができる選手であるのはわかる。それだけのキープ力が彼にはある。欠けているのはラストパスを出す能力だ。しばしば彼はラストパスを出すべき相手にパスを送らなかった。周囲の選手たちも彼のパスを待っていたが、ボールをキープしすぎた。100%の力を出し切ってプレーしていたのはわかるが、彼がきちんとパスを出していたら日本は多くのチャンスを得て、試合の結果も異なっていただろう。ちょっと残念だ。
それから16番は、見るのはほぼ初めてだがここ最近で凄く進歩したのではないか。さっきも聞いたが所属はどこだ?」
「冨安はどこか他の国で育ったのか?」
――ベルギーのシント・トロイデンです。
「彼はそこで多くを学んだハズだ。本物のリベロとして見事にプレーしていた。よく攻めあがったし、パスの能力も高く、守備でもよくやっていた」
――まだとても若いです。
「チームの大きな力になるし、他の選手に保障を与える。16番のような選手は、プレーをよく知っているしボールをよくキープして正確にプレーができる。とりわけ守備が素晴らしい。エレガントだ。ひとりでボールを扱えるし空中戦も強い。彼のような選手をどこで見つけたのか? 日本には多くの選手がいるが、彼のようなタイプは少ない。日本で見つけたのか、それともどこか他の国で育ったのか?」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190703-00839901-number-socc&p=2盾になったGK川島も進歩した。
――日本で育ちました。
「日本人だったのが幸運だった(笑)。いい選手がいいポジションに嵌った。空中戦も強く、ボールをキープして攻撃に転じるべきときには確かな技術で着実にプレーしている。今日のサッカーはそんな風に後ろからプレーを構築していくべきだが、それができる選手がいなければ難しい。彼がどこにいるのか全然知らなかったが大きく進歩したのは間違いない。最先端のサッカーに触れることが進化を促した。
後ろはあまり問題ない。全体に安定している。しかし前はあの小柄な選手(中島)がちょっとやり過ぎているかも知れない。自分のプレーをチームの中に加えすぎている。もう少しシンプルにプレーしたほうが全体に良くなる。それには彼がもっと自分を抑えないと。技術的に素晴らしくよく走るが、こうしたほうがいいと誰かが彼に言うべきで、ビデオを見せるのもいい。ボールを持ちすぎて余計なタックルを受けていることを指摘する。そんなシーンが多すぎる。彼のような個の強い選手がコレクティブになったらこれ以上の強さはない。ひとりでプレーする選手は必要ない。
もちろんどんなチームも彼のような選手を求めているのは分かっている。個の力で数的優位を作るのと同じことができる選手だ。それが優れた選手であるわけで、彼には今のレベルのままに留まってほしくない。今のプレーも素晴らしいし、様々なことができる才能があるが、ひとりでプレーする傾向が少し強すぎるから、いい方向に導いていく必要がある。常にひとりでやろうとしてはいけないと誰かが言うべきだ。
それからGK(川島永嗣)も進歩したな(笑)。チームの盾になったし、貴重な存在でもあった。守備の最後の保障で、他の選手たちが彼のおかげで容易に守ることができた」
――ベテランらしい安定感を見せました。
「皆さんによろしく言ってくれ。そしてこのままの方向で仕事を続けることを。そうすれば私も安心して見ていられる。とりわけボールを持ったときのプレーに関して。ときに見てしまい、もっと速く前に運んだほうがいいときもあるが、そこまで望むのはちょっと望みすぎかもしれない。すべてが理想的にできるわけではない。
全体として悪くない。大きな前進を遂げたし、チームの進歩を感じた。さらに高いレベルに達するには、コンビネーションの精度をあげプレーの質を高めていくことだ。今は自分たちの望むようにボールをキープし、高い技術力でプレーを展開しようとしている」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190703-00839901-number-socc&p=3 posted by カルチョまとめ管理人 at 00:02
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