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リバプールがトッテナムとの点の取り合いを制し、リーグ戦3連勝を飾る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130311-01115067-gekisaka-socc


　プレミア・リーグは10日に第29節を行い、公式戦3連勝中のリバプールは、ホームに3位のトッテナムを迎えた。激しい点の取り合いとなった一戦は、2−2で迎えた後半46分に、PKをMFスティーブン・ジェラードが決めて、3−2で勝利した。2013年無敗だったトッテナムに土を付けたリバプールは、勝ち点を45に伸ばし、暫定6位に順位を上げている。

　前半12分、トッテナムはMFガレス・ベイルのFKでリバプールのゴールを脅かした。しかし、先に試合を動かしたのは、リバプールだった。得点ランクで首位を走るFWルイス・スアレスが前半21分、MFコウチーニョ、DFホセ・エンリケとつながったボールをPA内で受け、右足アウトサイドでGKのニアサイドを抜き、先制点をもたらした。エースのリーグ戦3試合連続ゴールで勢いに乗ったリバプールは、その後も攻勢に試合を進める。同27分には再びルイス・スアレスがワンツーから抜け出し、トッテナムゴールを脅かしたが、これはGKウーゴ・ロリスに防がれている。

　前半終了間際には、トッテナムも同点に追いつく。MFガレス・ベイルが右サイドから上げたクロスをゴール前に飛び込んだMFヤン・フェルトンゲンがヘッドで合わせて、試合を振り出しに戻して、前半を折り返した。

　後半8分には、トッテナムが追加点を挙げる。ベイルのFKをDFがクリアーしたボールが、フェルトンゲンの下へ転がる。フェルトンゲンは落ち着き払ってシュートを打つと、これが決まり、2−1とトッテナムがリードした。同12分にはベイルが右サイドを突破し、折り返しをMFギルフィ・シグルドソンがシュートしたが、DFに当たったボールは左ポストに嫌われた。

　防戦一方となり、流れを変えたいリバプールは、コウチーニョをベンチに下げ、MFジョー・アレンを起用した。この交代でリズムをつかむと、後半21分にはMFスチュワート・ダウニングがゴールを決めて、試合を振り出しに戻した。

　互いに3点目を目指し、攻撃的な試合運びを見せる。その中でリバプールはFWダニエル・スターリッジが、トッテナムはベイルが、それぞれ存在感を示す。後半36分にはFWジャーメイン・デフォーのバックパスがスアレスに渡る。PA内でトッテナムのDFベノア・アスエコットがスアレスを倒し、リバプールにPKが与えられた。これをMFスティーブン・ジェラードが決めて、3−2と再びリバプールがリードした。このゴールが決勝点となり、リバプールがトッテナムを下し、リーグ戦3連勝としている。