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首位リヴァプール、ジェラードのPK２本で９連勝　アーセナルはエヴァートンに完敗／プレミア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140407-00000010-ism-socc


　イングランド・プレミアリーグは現地時間６日（以下現地時間）に２試合が行なわれ、首位リヴァプールは敵地で11位ウェストハムに２対１で競り勝ち、首位の座を守った。一方、宮市亮が所属する４位アーセナルは敵地で５位エヴァートンに０対３で完敗。優勝争いから脱落するとともに、来季のチャンピオンズリーグ（以下CL）出場権が与えられる４位以内でのフィニッシュも危うくなってきた。ロイター通信が報じている。

　1990年以来のリーグ制覇に向け邁進するリヴァプールは、この日敵地でウェストハムと対戦。44分に相手のハンドでPKを獲得すると、これを主将ジェラードが沈めて前半終了間際に先制する。しかし、そのわずか２分後、リヴァプールGKミニョレがキャッチし損ねたボールをデメルに押し込まれ、前半のうちに試合を振り出しに戻される。このシーンではGKミニョレに対するキャロルのファウルがあったようにも見えたが、テイラー主審は協議の末に得点を認めた。

　納得のいかない判定で追い付かれたリヴァプールだが、71分にフラナガンがGKアドリアンに倒されて再びPKを獲得。この場面もリプレイ映像ではGKが先にボールに触れており、テイラー主審の判定は議論を呼んだが、ジェラードがこの日２本目のPKを成功。リヴァプールが２対１で競り勝ち、９連勝を飾った。

　試合後、ウェストハムのアラーダイス監督は、リヴァプールに２本目のPKは与えられるべきではなかったと主張。同時に、ウェストハムの同点ゴールについても粗末な判定だったと述べ、どちらの得点もミスジャッジによって生まれたとの見解を示している。

　一方、リヴァプールのロジャース監督は、PKは妥当なものだったとの見解を示し「試合を支配していたし勝利に値した」とコメントしている。

　上位３チームに差を付けられ、逆転優勝のためには勝ち続けるしかないアーセナルだったが、今季好調のエヴァートンに敵地で完敗を喫した。14分にネイスミスのゴールで先制を許すと、34分にはルカクに個人技で追加点を奪われる。さらに後半に入った61分にもカウンターから最後はアルテタのオウンゴールで勝負を決められた。なお、負傷離脱中の宮市はベンチ入りメンバーから外れている。

　この結果、リヴァプールは勝ち点を74に伸ばして、前日の試合で勝利を収めた２位チェルシー（勝ち点72）をかわして首位の座をキープした。リヴァプールは翌週、消化試合が２試合少ない３位マンチェスターＣ（同70）との大一番を迎える。

　一方、４位アーセナルは勝ち点64のまま伸ばせず。５位エヴァートンは６連勝で勝ち点を63とした。エヴァートンはアーセナルよりも消化試合数が１試合少ないため、９シーズンぶりのCL出場権獲得に前進している。

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