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リヴァプール、ボリーニ＆ランバート弾でアストン・ヴィラに快勝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150118-00000033-goal-socc


１７日に行われたプレミアリーグ第２２節、アストン・ヴィラ対リヴァプールの一戦は、アウェーのリヴァプールが２−０で勝利を収めた。

リヴァプールは、ジェラードが負傷からの回復が間に合わず欠場。一方で、バケーションから戻ったスターリングが先発に復帰している。

序盤から攻勢に出るリヴァプールだが、攻め手がなくアストン・ヴィラ守備陣の裏のスペースを狙うプレーに終始する。セカンドボールに対する反応も悪く、厚みのある攻撃を見せられない。

リヴァプールは１７分、スルーパスに抜け出したモレノが左足でシュートを決めるも、これはオフサイドで取り消しに。それでも２４分、均衡を破る。スローインの流れで右サイドを崩して、ヘンダーソンがクロスを送る。ボリーニが滑り込みながらボレーで合わせて先制点を奪った。

なおも攻めるリヴァプールは、２８分にマルコビッチのクロスからコウチーニョがヘディングで叩く。ここはGKグザンの正面に飛んだ。３８分には、スターリングがループシュートを試みたが、難なくグザンにキャッチされた、

アストン・ヴィラも前半終了前にリヴァプールゴールを襲う。４０分、サンチェスが左足でロングシュートを放つと、シュクルテルに当たってコースが変わり、GKミニョレをヒヤリとさせた。４２分には、バイタルエリアをコンビネーションで崩してクレバリーがシュート。しかし、枠を捉えることはできず。リヴァプールの１点リードで試合は後半へ向かう。

リヴァプールは４９分、サンチェスのボールを奪ったボリーニが、コウチーニョとのパス交換からペナルティーエリア内に入り、シュートまでは持ち込めずもCKを得る。このCKでヘンダーソンの蹴ったボールにシュクルテルが頭で叩くも、ポストに嫌われて得点には至らない。

アストン・ヴィラは、５９分にクレバリーとウェストウッドを下げてヴァイマンと新加入のカルレス・ヒルを投入。新加入選手の登場にホームのスタジアムは沸いた。その直後、左サイドの浅い位置から放り込んだボールをオコレがバックヘッドで流し、ベンテケがボレーシュートを見舞う。GKミニョレが鋭い反応を見せなければ、ゴールになってもおかしくなかった。

選手交代を機にアストン・ヴィラが明らかに攻勢を強め、リヴァプールは防戦一方となる。しかし、重要な場面でベイカーが空ぶってしまうなど、フィニッシュの精度を欠いた。

６９分、リヴァプールのロジャース監督が動く。ボリーニとモレノに代えて、ランバートとホセ・エンリケをピッチに送り込む。すると、その１０分後に交代策がズバリと的中。CKからアストン・ヴィラDFのクリアが中途半端になったところをコウチーニョが拾い、ランバートに渡す。ランバートはペナルティーエリア右から右足を振り抜き、リヴァプールに大きな２点目をもたらした。

ロジャース監督は８１分にスターリングに代えてイベを投入し、この冬ダービーから呼び戻した１９歳に今季リヴァプールでの初出場の機会を与えた。

リヴァプールは最後までアストン・ヴィラに得点を許さず敵地で快勝。暫定で６位に浮上している。