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コルウィルを巡りブライトンがクラブ史上最高額オファーも…チェルシーに売却意思なしか
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8301e60b922e146dff04d0db4c63264b3e0f391


　イングランド人DFレヴィ・コルウィルを巡って、保有元のチェルシーはブライトンからの3000万ポンド（約52億円相当）のオファーを断ったようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　今シーズンの初めにチェルシーからローンでブライトンに加わったコルウィルは、ロベルト・デ・ゼルビ監督の就任後、独特なビルドアップ戦術に見事に適応。貴重な左利きのセンターバックとしてシーズンを通して印象的な活躍を見せた。

　これを評価したブライトンはコルウィルを完全移籍で獲得することを検討。ローン移籍には買取オプションが含まれていないため、今回新たにオファーを提示する形となった。

　しかし、保有元のチェルシーもコルウィルのローン先での活躍を高く評価。同メディアは「チェルシーには今夏にこの若いセンターバックを売却する意向はない」と報じた。さらに続けて、「新監督の（マウリシオ・）ポッチェッティーノはコルウィルを来季の構想に含めている」とし、交渉は一筋縄ではいかないことを強調している。

　一方で同メディアは、ブライトンの‟本気度”にも注目。先日クラブレコードとなる移籍金でワトフォードから加入したブラジル人MFジョアン・ペドロと同額の入札を最初から行ったことや、来季ヨーロッパリーグ（EL）出場を決めているチーム状況にも触れ、この選手のクラブにとっての重要度を印象付けた。

　2011年からチェルシーの下部組織でプレーしていたコルウィルは、2021年にトップチームに昇格。その後ハダースフィールドへのローン移籍を経て、2022−23シーズンはブライトンへ1年のローン移籍で加入していた。世代別イングランド代表ではU−16から継続的に招集され、先日発表されたU−21欧州選手権（EURO）を戦うイングランド代表にも名を連ねていた。

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