カルチョまとめブログ

7月22日、プレミアリーグ・サマーシリーズのチェルシー vs ブライトンの試合がアメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールドで行われた。

【動画｜三笘薫ダイジェスト】PLサマーシリーズ チェルシー vs ブライトン 三笘が先制点をアシスト！

https://youtu.be/0SE513FkXdU


ブライトンは日本代表MF三笘薫が左サイドMFで先発出場。移籍の噂があるモイセス・カイセドはベンチ入りメンバーからも外れた。

最初にチャンスを作ったのはチェルシー。2分、ベン・チルウェルの突破からボールをつなぎ、最後はイアン・マートセンがミドルシュートを放つが、これはゴール右へと外れる。

一方のブライトンは最終ラインからパスをつなぐスタイルでペースを握り迎えた13分、ショートコーナーからビリー・ギルモアがクロスを入れると、三笘がヘディングで折り返し、ダニー・ウェルベックがダイレクトで合わせて先制する。

一方のチェルシーは縦に速い攻撃に活路を見出すと、19分、カーニー・チュクエメカがチルウェル、マートセンとの連携でゴール前の深い位置まで侵入しシュート。DFに当たったこぼれ球をクリストファー・エンクンクが押し込み同点に追いつく。

その後はやや膠着状態に。37分にはブライトンが高い位置でボールを奪いソリー・マーチがミドルシュートを放つが、これはGKケパ・アリサバラガの正面へ。41分にはチェルシーがチャンスを作り、ラヒーム・スターリングが右サイドからでクロスを上げたものの、マートセンやエンクンクには惜しくも合わず。その直後のブライトンの攻撃ではウェルベックや三笘がシュートを放ったが、いずれもケパが収めた。前半は1−1で終了した。

チェルシー、ブライトンとも4人ずつの選手を入れ替えて後半に挑むと、最初にチャンスをつかんだのはブライトン。51分、右サイドからのクロスを三笘がペナルティーエリア内で収めて折り返し、ウェルベックがシュートを放つが、これはDFのブロックに遭う。53分にはブライトンがさらに4人を交代。三笘はここでお役御免となった。

60分にはブライトンにピンチが訪れる。ヤン・ポール・ファン・ヘッケがチェーザレ・カサデイへのレイトタックルでこの日2枚目のイエローカードを提示され、退場処分に。残り30分ほどを1人少ない状態で戦うことになった。

チェルシーは63分に3選手を交代し、エンソ・フェルナンデスらを投入。すると65分、ミハイロ・ムドリクがニコラス・ジャクソンとの連携で左サイドから中央に侵入し、右足のミドルシュートを突き刺して逆転に成功する。

ここから試合はチェルシーペースへ。72分にはゴール前でジャクソンからのパスを受けたコナー・ギャラガーが蹴り込んでリードを広げると、76分にはマルク・ククレジャの縦パスに抜け出したジャクソンがGKとの一対一を制して追加点を奪う。

粘るブライトンも78分、ジョアン・ペドロがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。79分に自らキックを沈めて1点を返し、89分にはジョアン・ペドロのマイナス方向への折り返しを受けたデニス・ウンダヴが左足を振り抜いてさらに1点を奪ったものの、あと一歩届かないままタイムアップ。

激闘を4−3で制したチェルシーがプレミアリーグ・サマーシリーズでの初勝利を挙げた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c81e7f3fd22b27fd5495b5b69ccd2b69e4c5385