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デ・ブライネ実戦復帰のマンC、FA杯連覇へ好発進…中山雄太不在のハダースフィールドを5発粉砕
https://news.yahoo.co.jp/articles/5388a2367aab8449f652487de52a99238b1c5a9a



FAカップ3回戦が7日に行われ、マンチェスター・シティとハダースフィールドが対戦した。

　プレミアリーグ、チャンピオンシップのクラブが参加するFAカップの3回戦がスタート。昨季のFAカップで4シーズンぶりの優勝を果たし、プレミアリーグ＆チャンピオンズリーグと併せて“トレブル”を達成したマンチェスター・シティが、クラブ史上初の大会連覇に向けた歩みをスタートさせる。今大会の初陣ではハダースフィールドと激突。マンチェスター・シティはルベン・ディアス、フィル・フォーデン、フリアン・アルバレスらをスターティングメンバーとして送り出した。負傷から戻ってきたケヴィン・デ・ブライネやジェレミー・ドクらはベンチスタートとなっている。一方、ハダースフィールド所属の中山雄太はAFCアジアカップカタール2023を戦う日本代表に合流しているため、メンバー外となった。

　試合は立ち上がりからしっかりとブロックを敷いたハダースフィールドに対して、マンチェスター・シティは攻めあぐねる時間帯が続く。13分には右サイドを駆け上がっていたマヌエル・アカンジがアレックス・マトスのスライディングタックルを受けて負傷。1度はピッチに戻ったものの、プレー続行は不可能となり、代わってマテウス・ヌネスが送り出された。

　ボールを保持する中で相手の隙を探り続けるマンチェスター・シティは33分、敵陣左サイド開いた位置でボールを持ったジャック・グリーリッシュが1度後ろへ下げると、前を向いたマテオ・コヴァチッチが複数のパスコースを持ちながらシンプルに縦へ送る。ペナルティエリア左のスペースへ潜り込んだアルバレスが横へ繋ぐと、最後はフォーデンが角度のないところから左足で強烈な一撃を叩き込んだ。マンチェスター・シティ自慢の攻撃陣が遂にハダースフィールドの守備ブロックをこじ開け、先手を取った。

　直後の37分には敵陣右サイド開いた位置からリコ・ルイスが中央へ繋ぐと、パスを受けたヌネスがフォーデンとのパス交換でペナルティエリア右へ侵入。マイナスへの折り返しからシュートを狙ったリコ・ルイスはうまくジャストミートさせることができなかったが、横で待っていたアルバレスがダイレクトでコースを変え、ゴールに流し込んだ。マンチェスター・シティが2点をリードしてハーフタイムに突入している。

　後半に入るとマンチェスター・シティが動く。57分、グリーリッシュとアルバレスを下げて、負傷明けのドク、そしてデ・ブライネをピッチへ送り出した。直後の58分にはピッチ中央付近で前を向いたコヴァチッチがロングフィードを送ると、飛び出してきたヌネスが胸でボールを収め、右へ渡す。待っていたオスカー・ボブがダイレクトで折り返すと、これが相手に当たってゴールイン。マンチェスター・シティが勝利を決定付ける3点目を挙げた。

　止まらないマンチェスター・シティは65分、右コーナーキックをショートで繋いだところから、デ・ブライネ、セルヒオ・ゴメス、コヴァチッチとパスを回し、最後はペナルティエリア手前からフォーデンが左足一閃。狙い澄ました一撃を突き刺し、マンチェスター・シティがリードを4点に広げた。

　さらに74分、ピッチ中央付近でコヴァチッチがボール奪ったところから、ボブ、フォーデンと繋いでデ・ブライネが敵陣で前を向く。ボールをボブに預けたデ・ブライネは外側を追い越し、ペナルティエリア右でリターンパスを受けてからマイナスへ折り返すと、最後はドクがボレーシュートを突き刺した。

　試合はこのままタイムアップ。マンチェスター・シティがハダースフィールドを相手に力の差を見せつけ、FAカップ連覇へ向けて大事な一歩を踏み出した。

　この後、マンチェスター・シティは次節のプレミアリーグで13日にニューカッスルの本拠地に乗り込む。一方、ハダースフィールドは次節のチャンピオンシップでプリマスをホームに迎える予定だ。

【スコア】
マンチェスター・シティ　5−0　ハダースフィールド

【得点者】
1−0　33分　フィル・フォーデン（マンチェスター・シティ）
2−0　37分　フリアン・アルバレス（マンチェスター・シティ）
3−0　58分　オスカー・ボブ（マンチェスター・シティ）
4−0　65分　フィル・フォーデン（マンチェスター・シティ）
5−0　74分　ジェレミー・ドク（マンチェスター・シティ）

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