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イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドでも長くプレーした元フランス代表DFパトリス・エブラ氏（43）が格闘技デビューする。

　フランス1部モナコやマンUで活躍したサイドバックでフランス代表としても2010年南アフリカ、14年ブラジルW杯に出場した名選手。19年7月に現役引退を表明し、その後は解説者などを務めていた。そんな中、英紙「デーリー・メール」によると、エブラ氏は5月23日にパリ市内で開催されるプロ・ファイターズ・リーグ（PFL）で格闘家デビューを果たすという。

　ただ「大会まで1か月を切ったにもかかわらず、対戦相手はまだ確定していない」。そこでエブラ氏は自身のSNSを更新し「初戦に向けてトレーニングを始めました。対戦相手は彼ら（主催者）が決めます。誰と戦いたいかと聞かれたので私はこう答えました。ルイス・スアレス。自腹で（ファイトマネーを）払います。かみつくこともできる」と書き込んだ。

　現在は米メジャーリーグサッカー（MLS）インテル・マイアミに所属するウルグアイ代表FWで、現役時代のエブラ氏に対して人種差別攻撃をしたという因縁がある。もちろん、スアレスは処分を受けたが、過去の因縁を清算するためにも対戦を熱望したようだ。またスアレスは試合中に相手選手にかみつく奇行でしられていることから、その行為も容認した。

　ただスアレスは現役の選手で現時点での対戦は不可能に近いが、そう遠くない将来、舞台をピッチからリングに移し、2人が激突する姿が見られるかもしれない。

東スポWEB

https://news.yahoo.co.jp/articles/6aad174c2b2dd31b996ff0ba4b98303983cae427